コミュニケーション

コミュニケーション力(非言語の伝え方・受け取り方)

コミュニケーションの非言語能力にはは、「非言語の伝え方」と「非言語の受け取り方」があります。

「空気が読める」なんて言葉をよく使いますが、これも空気を読む練習をしてこなかっただけにすぎません。子供のころから、空気を読む実践を繰り返してきた人ができて、そうでない人ができないのは当たり前のことなんです。

また、非言語の伝え方では、日本人はあまり上手でない人が多い傾向があります。「奥ゆかしさ」という言葉があるように、感情を押し殺すような表現の仕方が美徳とされてきたからだといわれています。しかし、一方で「鬱」の症状を持つ人々は増え、心のうちを表現することが苦手な人が増えてきています。

ここでは、「非言語の伝え方・受け取り方」が同時に練習できる方法を紹介します。

1.「はぁ」っていうゲーム

カードゲームの王道ゲームである「はぁ」っていうゲームをやるだけです。このゲームは、「はぁ」のように言葉では同じでも、違う意味が生まれる言葉を誰かが言い、その意味を当てるというゲームです。例えば、ストレスが溜まってイライラした「はぁ」と、好きな人に告白できず漏れてしまう「はぁ」は、同じ「はぁ」でも、その意味は全然違います。これを表現し、他の研修対象者が受け取るのです。研修対象者同士がある程度一緒に働いている者同士の方が練習になります。

2.ジェスチャーゲーム

研修対象者が3人~4人グループになり、順番にお題が書かれた紙を見てジェスチャーをしていきます。ジャスチャーの内容は人間の性格やタイプ、例えば、「ウソ泣きをしている子供」などが良いですね。微妙な機微を見逃さず当てる練習を行うことで、演技者の表現力とその受け取り方を練習できます。大人数でやると、恥ずかしがってしまうことが多いので、少人数でやると演技者がやりやすくなります。

3.バースデーライン・ジェスチャー

グループを作り、マスクをしたまま言葉を一切発さず、手振り身振りだけで、制限時間内に誕生日の順に並びます。人数の多さで時間は設定しますが、5人くらいなら40秒くらいでやってみると、面白いかなと思います。少人数よりも、大人数の時の方が面白いです。なお、マスクがないときなら、口を動かすのも禁止してやってみましょう。

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計算力

2022年10月19日