Instagramって本当に集客できるの?

1.SNSの正しい認識
 コンサルティングのお仕事をしていると、お客様に聞かれることで、SNSで集客できるの?とかSNSで集客したいんだけど…という声を聞きます。即答すると、答えは、「No」です。ただこれは、「直接的に」と釘を打っておきます。
 まず、多くのお店がやってしまっているSNSの間違いは、「情報の垂れ流し」をしてしまっていることです。そもそも、SNSって何でしょうか?
 SNSとは、Social(ソーシャル)Network(ネットワーク)Service(サービス)の頭文字を取ったもので、要すると、「社会的な関係性作りができるサービス」ということになります。つまり、そもそも集客するためのサービスなどではなく、お客様との関係づくりができるサービスなんですよ!
 この本質を忘れて、Instagramにアップしてくれたら割引します!とか、Twitterで割引情報を流すとかは、使い方が違ってしまっているということです。
 さらに、そのSNSの特性を熟知し、その効果を認識すれば、新規のお客様に有効なのか?既存のお客様に有効なのか?も判断できるんです。
 ここでは「Instagram」についてお話ししていきますね。

Instagram画像

2.Instagramの特徴と使い方のポイント
 Instagramは、Facebookが提供している画像投稿型のSNSです。画像投稿型SNSとは、誰かが画像をネット上にUPし、それを見た他の誰かが共感し、コメントや「いいね」などをつけてコミュニケーションをとることのできるサービスです。ここで、皆さんに質問です。
 「あなたがお店に来て欲しいお客様は誰(どんな人物像)ですか?
 SNSは様々なものがありますが、Instagramの特徴は、こうした画像投稿型が好きな人々の幅広いユーザーに訴えることができる反面、多くの投稿が寄せられるため、自店の投稿+既存顧客の投稿➡新規顧客の興味にアプローチ(来店動機)という流れが作れるSNSとも言えます。一方で、あっという間に投稿は流れていき、寿命の非常に短い「フロー型」の発信手段でもあるので、その投稿の仕方にも注意が必要です。
 最低限、ターゲット(誰に見て欲しいか)を決め、投稿を出す時間帯、添付するメッセージの内容(内容が分かりやすくキャッチに)、ハッシュタグのつけ方(後で説明)、画像の撮り方などを工夫し、発信しなければ目的の人に届くどころか、情報の垂れ流し状態になる可能性もあります。
 まずは、届けたい相手の行動パターンをイメージして、調査して見て下さい。来ているお客様の中で、この人にもっと来て欲しい!という「特定の一人」を決めて、その人に普段SNSをやっているか?とか、どんなSNSを使っているか?とか、何時ごろ見ることが多いかなど聴いてみて下さい。

3.ハッシュタグの効果的なつけ方
Instagramの投稿を始める前に、あなたのコンテンツの「キーワード」を考えてみましょう。キーワードとは、あなたのお店・商品・サービスをお客様が探すキッカケになる言葉です。こちら側の感覚ではなく、探す側の感覚が必要です。そのため、「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」というサイトで、自分の商品やサービスを入力して関連キーワードを検索してみましょう。
この検索サイトを使えば、ユーザーが一緒に検索しているキーワードが見つかります。その中から、自店のコンセプトに合ったキーワードを選び、いくつか一緒に検索されているキーワード(特にGoogleサジェストという欄)をリストアップしておきましょう。
このキーワードは、SNSのハッシュタグにも、有効なキーワードです。実験的にNoteというSNSで糖質コントロールの記事を書いていますが、そのキーワードとして「糖質制限」をやってみると、「危険」というキーワードが出てきます。ヤフー知恵袋などで調べてみると、糖質制限の正しいやり方や安全なやり方について知りたいニーズが多いことが分かりました。そこで、「過度な糖質制限は、専門家と一緒に」というタイトルの記事を書いてみると、これまでほぼ活動していなかったのですが、スキ0件→スキ6件が付きました。
ハッシュタグは、勘でつけるのではなく、しっかりと、調査・分析し、自分の商品・サービスと関係のあるキーワードを使って投稿することをお勧めします!^^
 また、他の投稿をよく観察することも大事です。自分と似たような投稿を検索し、どのような投稿に、多く反応(コメントやいいね)があるのかをしっかりと調査しましょう。また、ハッシュタグはどのようなものが利用されているか? 写真の撮り方はどうか?など、参考になることはたくさんあります。

4.SNSはコミュニケーションツールです
 また、Instagramに関してどのくらい時間を取って活動していますか?
僕は平均して1日30分くらい時間を取るようにしています。自分の投稿はさることながら、コメント、「いいね」、ストーリーのチェックなどできることはいっぱいあります。
他のユーザーとコミュニケーションをとるわけですから、一方的に流して、はいおしまいでは、相手が興味を示さなくても仕方ないですよね? これは、心理学の「返報性の法則(原理)」というものがかかわっています。返報性の法則とは、相手にしてもらったことは返したくなるという心理を指します。
参考までに、名古屋市の大須にある「ペンギンカフェ」というお店は、Twitterで「店名をタグ付け」してくれたお客様にまめにコメントを入れていました。こうした活動は、まさに関係づくりのために活用していると言えます。 お客様としっかりと向き合ってSNSを使っていただければ、関係性づくりに有効なツールとなり、結果として「集客」に繋がるんです!!